特集 看護の質に何を期待するか
看護組織の強化による質向上への取り組み
小規模民間病院で院内教育の充実をめざす
菊地 ツヤ子
1
1南大和病院
pp.519-521
発行日 1993年6月1日
Published Date 1993/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900384
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特3類基準看護で在宅医療にも取り組む
南大和病院(院長:池田貞雄)は,神奈川県大和市の南部に位置し,大和市のみならず,横浜,藤沢,綾瀬市等広範囲の人々が利用されております.内科,外科を主とした治療体系ですが,当院も昨今の医療ニーズにもれることなく,疾患は多臓器にわたり複雑化しています.昭和55年に診療所から病院に拡大されたことを機に,より一層の高度医療と地域のニーズに答えるべくサービスの充実に努力してきました.
治療・診断分野においては,体外衝撃破砕装置やMRIの導入,夜間透析,夜間の外来診察等により,患者層はさらに広がりました.増大する高齢者対策としては,昭和63年から訪問看護を開始,昨年度からは老人保健施設も開設しました.
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