特集 多職種協働時代におけるITの活用
看護職が専門性を発揮できる環境をつくるために
扉
pp.529
発行日 2012年7月10日
Published Date 2012/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102474
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
電子カルテやオーダリングシステム,医用画像管理システム,バーコードによる認証などさまざまなITが現場に導入されている。これらは,多職種協働が進むなかで,リアルタイムでデータが共有できるなどの利点がある一方で,しかしそれらが現場において最適化されているかというと,課題も残る。
今後ますます看護職の専門性を発揮することが望まれるなか,看護管理者は看護師がベッドサイドでのケアに専念できる環境を整えていく必要がある。医療安全,記録,計画など,多職種の協働が進められるなかでの業務の最適化という観点から,看護現場で直面している問題と,その解決に向けた考えを示す。
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.