特集 学生とつくる授業 学生がつくる授業
扉
pp.709
発行日 2017年9月25日
Published Date 2017/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200820
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「教育者主体」であった教育機関は,いま「学習者主体」に大きく変わろうとしています。教員はただの「教える」存在からの脱却を求められ,教えられる存在だった学生が,自ら学ぶ存在へと立場を大きく変えることになります。当然,看護教育においてもその流れは同じです。
実際,学生が主体的に学ぶ試みとして,「学生参画型教育」を取り入れる学校が増えてきました。文字通り,学生自身が教育に参画する方法で,広くは先輩による後輩指導や,PBLなどのようなグループワークも含まれます。さらに学生主体を突き詰め,「授業」そのものを学生につくらせ,自らが学ぶということに向き合わせるという方法をとる例も現れてきました。今回は,そんな「学生とつくる授業」「学生がつくる授業」の取り組みの実際を紹介します。
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