特集 “特定能力”をもつ看護師の新たな役割とその人材育成
扉
pp.1007
発行日 2012年12月25日
Published Date 2012/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102257
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高齢社会の到来により患者数が増加し,医師,看護師をはじめとする医療従事者の数が不足することが懸念されています。この問題を解決するには,数少ない医療従事者で効率よく患者に対応するチーム医療の実践が欠かせません。
厚生労働省もチーム医療推進のための議論に乗り出しています。なかでも看護職には職種間をつなぐキーパーソンとなることが期待され,そのための看護師業務の在り方が検討されてきました。看護師の業務範囲拡大に向けて,より高度な医療知識・技能をもち,医師の包括的指示のもとで特定の医行為を行うことのできる看護師の養成について議論が進んでおり,すでに試行事業として人材の育成や業務の実施が行われています。
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