NAレポート
東北大学公開講演会「看護職がいきいき働くしくみ」レポート
早川 ひと美
1,2
1東北大学病院 看護キャリアプロモート支援室
2東北大学病院 看護部
pp.54
発行日 2012年1月10日
Published Date 2012/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102319
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2011(平成23)年10月16日,東北大学病院看護キャリアプロモート支援センター主催の公開講演会が開催され,東北6県などから約300名の看護職が集まった。参加者の8割以上が管理職であり,キャリア支援に対する関心の高さがうかがえた。この講演会は,文部科学省の大学教育改革プログラム「看護師の人材養成システムの確立事業」として採択された東北大学「看護キャリアプロモート支援システム開発」事業の一環として,東北大学の取り組み周知と,看護職がいきいき働くための仕組みをどのように構築していくかについて看護職自身が考え,意見交換する場となることを目的として開催された。
開会にあたり里見進氏(東北大学病院長)は,「看護職の資質や能力は病院の質や評判に大きく影響していることから,今回のこの取り組みで,東北大学病院の看護職の資質や能力がさらに向上していくことは喜ばしいことであり,東北の地から全国へ発信できるものをつくってもらいたい」と期待を述べた。
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