連載 Will & Voice・1【新連載】
医療職がボランティアをするということ
似田貝 香門
1
1東京大学被災地支援ネットワーク
pp.50-51
発行日 2012年1月10日
Published Date 2012/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102317
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
根源的思想とその担い手を生み出した阪神・淡路大震災
阪神・淡路大震災(1995年)のボランティア活動は,167万人(1997年5月31日現在)もの多数のボランティアが集まり,文字通り,被災者の〈生〉の緊急支援と,被災者の自立支援について,生活や地域という場所に根づく支援の実践として,社会に大きなインパクトを与えた。
医療職に限定して具体的に数字を挙げれば,医療救護員;延べ約 7万5000人 (1995年1月22日~4月30日,ピーク時:1995年2月7日1730人)である。
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.