特集 看護管理者のネットワークが支える地域医療再生――北海道の取り組みから
[座談会]看護管理者のネットワークが支える,地域医療再生―第2部:教育や実践における看護連携が地域全体の医療を変える
石垣 靖子
1
,
上田 順子
2
,
砂山 圭子
3
,
徳田 禎久
4,5,6
,
樋口 春美
7,8
1北海道医療大学大学院看護管理学
2旭川医科大学病院
3北海道保健福祉部医療政策局地域医師確保推進室看護政策グループ
4社会医療法人禎心会
5北海道病院協会
6全日本病院協会
7医療法人渓仁会法人本部看護統括部
8手稲渓仁会病院看護部
pp.968-974
発行日 2010年10月10日
Published Date 2010/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101862
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看護管理者が地域をつなぐ
石垣 第1部において砂山さんから,北海道の看護師確保策の実情,特に看護師確保が困難になっている地方の小規模自治体病院への派遣システム構想について伺いました。
こうした病院への看護師派遣や,教育支援には,大学病院や地域の基幹病院などの看護部の協力が不可欠です。1対1の単独の施設間だけの協力関係では長く続くシステムにはできませんが,地域全体,多施設間の看護管理者のネットワークを通じて継続的な支援体制が検討できるかもしれません。
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