特集 医療計画の新しい方向と病院
【座談会】これからの医療計画と地域医療
天本 宏
1
,
野村 幸史
2
,
粟根 康行
3
,
大道 久
4
1天本病院
2野村病院
3東京都保健医療公社多摩南部地域病院
4日本大学医療管理学
pp.653-660
発行日 1999年7月1日
Published Date 1999/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902753
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大道(司会)本日は,今進行中の医療改革などの流れの中で今後の地域医療のあり方,あるいはそこにおける医療計画の具体的な位置づけ,役割などについてお話をいただきたいと思います.
次の医療法の改正に向けた方向もかなり明確になり,いわゆる急性期と慢性期の病床の機能を区分することと,その区分されたそれぞれの病床について医療計画の中で対応していくという流れがはっきりしてきました.今後の地域における医療のあり方,とりわけ病床数の量的な整備が具体的に問われています.
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