連載 看護と医療政策を考えるヒント・16
北欧の高齢者医療と日本のフルファイトの医療
松村 啓史
1,2
1テルモ株式会社
2厚生労働省中央社会保険医療協議会
pp.622
発行日 2010年7月10日
Published Date 2010/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101789
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- 文献概要
ある日の急性期病院での出来事です。
……某日。89歳女性。救急で急性心筋梗塞と診断,当病院へ搬送。心電図を測定すると重度の不整脈で,直ちにペースメーカーを入れる必要あり。腎不全も併発し時間とともに心不全が進行することが懸念。担当医から家族に現在の診断と状況を説明。家族は「やれることはすべてやってください!」とフルファイトの依頼。直ちに体外式ペースメーカーが施行され心カテを開始。PCIを行なうが70%の回復。全身管理が必要なためPCPSを回す必要あり。
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