短報
看護・介護職員の疲労感に関連する要因―深夜勤務前の仮眠のとり方に焦点を当てて
岡村 久美子
1
,
久保 伝申
2
,
口羽 理恵
1
,
堤 雅恵
3
1医療法人和同会山口リハビリテーション病院看護部
2前医療法人和同会山口リハビリテーション病院看護部
3山口大学大学院医学系研究科保健学系学域
pp.68-69
発行日 2010年1月10日
Published Date 2010/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101660
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●目的
看護・介護職員の多くは夜勤業務を行なっている。しかしながら人間の本来の生体リズムからみて夜間は活動に不向きであり,また,倦怠感,抑うつなど,交代制勤務が及ぼす身体・精神への影響についても指摘されている1,2)。
疲労感を軽減し,健康的に夜勤に従事するための方法として仮眠があるが,仮眠のとり方は人によってさまざまであり,必ずしも疲労感の軽減につながっているとはいえない。そこで,今回,仮眠のとり方に焦点を当て,疲労感に関連する要因について検討した。
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