特集 eラーニングで看護の質をどう確保するか
多施設共有型の医療安全eラーニングシステム「e-アプリコットナース」
川村 治子
1
,
八重樫 文
2
,
里見 慶
3
,
稲葉 千恵美
3
,
片山 美緒
3
,
久松 慎一
4
1杏林大学保健学部
2立命館大学経営学部
3武蔵野美術大学造形学部
4東京大学情報学環機関
pp.161-164
発行日 2009年3月10日
Published Date 2009/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101423
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「e-アプリコットナース」とは?
「e-アプリコットナース」とは,多施設で共有することを想定して筆者らが開発した,若年看護師向けの医療安全学習支援eラーニングサイトのことである。「e-アプリコットナース」では,新人をはじめとした若年看護師が医療事故防止上知っておくべき危険知識を盛り込んだ授業動画を提供し,医療安全の自己学習を行なえるようになっている。
「e-アプリコットナース」という名称は,杏林大学病院での新人看護師の呼び名「アプリコット(杏)ナース」にちなんで名付けたものである。
本年夏の公開をめざし,現在完成に向けて調整中である(図1)。本稿では,本システムの開発過程と概要を紹介する。
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