NAレポート
国際連携講演会 日本医療メディエーター協会「アメリカにおける医療メディエーションの展開」開催
本誌編集室
pp.815
発行日 2008年8月10日
Published Date 2008/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101298
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去る6月4日,東京都港区高輪の全社連研修センターにて,日本医療メディエーター協会主催による「アメリカにおける医療メディエーションの展開:キャロル・リーブマン教授講演会」が開催された。コメンテーターは棚瀬孝雄氏(中央大学法科大学院,弁護士)と白浜雅司氏(佐賀市立国民健康保険三瀬診療所)。
キャロル・リーブマン氏はかつてペンシルバニア州医療事故責任制度改革のための調査責任者として,医療機関での初期対応へのメディエーション技法の導入を提言した人物である。現在,コロンビア大学ロースクールでメディエーションを教育するほか,医療者であるナンシー・ダブラー氏とともに医療者向けの医療メディエーション・トレーニングを行なっている。さらに終末期の意思決定場面においてもメディエーションの適用を推進し,そのための研修も実施している。
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