連載 今に生きるあのヒトコト・8
“看護職は病者を尊び,慈しむヒューマン・ケアリングの実践”
鈴木 正子
1
1刈谷豊田総合病院看護部
pp.769
発行日 2008年8月10日
Published Date 2008/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101285
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私は,当時の数少ない選択肢のなかから選んだ道が看護でしたが,この34年間は本当に充実した年月であったと思います。
1974(昭和49)年,助産師学校で名古屋大学産婦人科助教授(当時)だった川島吉良先生と出会い,研究の担当教授としてご指導いただきました。それからの20数年間は,助産師一筋に分娩の経過を適切に判断する能力や,乳房管理の技術をいかに洗練すべきかに没頭していました。その後看護管理者になりあらためて看護を考えることになりました。その時の看護部では「看護とは何か」をテーマに議論が大いに盛り上がりました。
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