連載 スクラブ・ナース 3年生・33
プロの生殖器モデルでフィジカルアセスメント
鈴木 美穂
pp.153
発行日 2008年2月10日
Published Date 2008/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101142
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- 文献概要
今学期は,ナースプラクティショナー(NP)養成課程のフィジカルアセスメントを履修している。通常は実習パートナーとお互いにアセスメントしあうのであるが,生殖器のアセスメントの際にはプロのモデルがやってくる。学部(undergraduate)のフィジカルアセスメントの授業では,生殖器のアセスメントはDVD教材を見たり人形モデルで実習をするにとどまるのだが,大学院ではより徹底した総合的な診察技術の習得をめざして,人で練習できるようにプロの生殖器モデルを雇う。
ここでいう“プロ”とは,ボランティアでも患者でもなく,このモデルをお金を取って仕事としてやっているという意味である。アルバイトの人もいれば,中には生業として通年周辺の医学部やNP養成課程を廻っている人もいるとのことである。
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