連載 管理者に求められる医療安全スキル・11【最終回】
ASHRM学会レポートからみる医療安全の動き
北川 明人
1
,
中村 春菜
2
1ニューヨーク東京海上記念診療所
2東京海上日動メディカルサービス株式会社メディカルリスクマネジメント室
pp.284-288
発行日 2007年3月10日
Published Date 2007/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100654
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本連載第6回(16巻10号)で,米国での医療リスクマネジメントの動向や実際の取り組みについて,ニューヨーク東京海上記念診療所で事務長を務める北川明人にヒアリングした内容を紹介した。今回は,その北川が2006(平成18)年10月に米国サンディエゴで開催されたASHRM(American Society for Healthcare Risk Management;米国ヘルスケアリスクマネジメント協会)の学会に参加したので,そのレポートから医療安全に関して参考になる部分をピックアップして,紹介することとする。
今回紹介する内容は,昨年10月下旬に開催された患者安全に関する講座や年次学会,展示会などについてである。図に年次総会のパンフレットを示す。
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