新連載 医療事故判例を正しく理解し,よりよき医療の資料とするために――転倒・転落事例から考える・1
判決書の構造と判決の読み方
下川 健一
1
,
前田 正一
1
1東京大学大学院医学系研究科医療安全管理学講座
pp.924-926
発行日 2006年11月10日
Published Date 2006/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100396
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はじめに
本連載は,医療事故判例のうち主として看護業務に関係するものに注目し,同種事案における裁判所の判断内容を複数紹介するものである。この連載では,その対象を,患者の転倒・転落に関係する裁判例とする。
初回である今回は,導入として,連載のねらいと判決書の構造を簡単に解説する。
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