特集 看護必要度を看護管理に活用する―手厚い看護をより効果的に提供するために
なぜ看護必要度を使う必要があるのか―アセスメントの視点から
山内 豊明
1
1名古屋大学医学部 基礎看護学
pp.719-727
発行日 2006年9月10日
Published Date 2006/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100354
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「看護必要度チェック票」(図)はアセスメントツールである。アセスメントする場合には,何のために,何を,どのようにアセスメントするかを明確にしておくことが何よりも重要である。これらを曖昧なままにしておくと,アセスメントできないばかりでなく,誤った判断を招くことになりかねない。
そこで,まずはアセスメントすることについての一般的原則を身近な場面と対比しながら論考したい。そして今回の「看護必要度」開発の経緯を振り返り,「看護必要度チェック票」に至った必然性についてまとめる。
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