実践報告
排尿障害のある患者の援助—携帯型超音波膀胱画像診断装置を活用して
安川 揚子
1
,
巻田 ふき
1
,
白坂 誉子
2
,
林 圭子
2
1茨城県立医療大学
2茨城県立医療大学附属病院看護部
pp.429-436
発行日 1999年10月15日
Published Date 1999/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900528
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はじめに
茨城県立医療大学附属病院はリハビリテーション専門の病院であり,ほとんどすべての患者が排泄に関する問題を少なからずもっている対象であるため,援助を行なうためには排泄に関するアセスメントが大変重要である。
排尿障害のある患者を援助する場合,まず,どのようなタイプの膀胱機能障害によってその状況が起こっているのかについて見きわめることが必要となってくる。その診断を助けるために必要なアセスメント項目の1つに残尿状態の把握がある。
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