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資料
海外在住日本人に対する循環器検診活動—携帯型超音波診断装置とHolter心電計の有用性
Medical examination focusing on circulatory disease for the Japanese residents in Fiji: The usefulness of the hand-held ultrasound scanner and the Holter electrocardiograph as examination instruments
川端 泰広
1
,
羽根田 潔
2
,
長谷川 進
2
1医療法人医徳会真壁病院検査室
2特定非営利活動法人エバーオンワード
キーワード:
携帯型超音波診断装置
,
Holter心電計
,
海外検診
,
循環器疾患
,
フィジー共和国
Keyword:
携帯型超音波診断装置
,
Holter心電計
,
海外検診
,
循環器疾患
,
フィジー共和国
pp.1026-1029
発行日 2016年9月15日
Published Date 2016/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200942
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フィジー共和国在住の日本人に対して2013年以来,循環器検診を行っており,2015年の検診は39人が受診した.全体的に被検者は良好な状態にあったが,高血圧,不整脈,心臓弁機能異常,頸動脈のプラーク形成など,今後の注意深い経過観察を要する者もみられた.海外における検診実施にはさまざまな制約があるが,そのなかで,携帯型超音波診断装置による心臓や頸動脈の検査と数時間の心電図記録は特に有用な検査手段であった.
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