連載 MY THERAPY in series・13
膀胱自働貯排尿装置—頸癌術後の尿路障害に
奥山 通雄
1
1大阪鉄道病院
pp.655
発行日 1963年8月10日
Published Date 1963/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409202867
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子宮頸癌術後にはしばしば尿路障害を伴ない,残尿や細菌感染に長らく悩まされたあげく回復が非常におくれる場合も少なくない。
われわれが術後早期より膀胱自働貯排尿装置を使用するようになつてからは,尿路の障害がかなり軽減され,ひいては全身状態の改善にも極めて好影響をもたらすことを知つた。
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