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特集 国際シンポジウム「家族看護学研究の動向:患者と家族のQOLの向上と看護の充実をめざして」
第III部 援助システムから見た家族看護学研究の動向
シンポジウム・1:地域における家族看護インターベンション研究
“Family Nursing Intervention Research in Community Based Settings”
Marilyn M. Friedman
1
1米国カリフォルニア州立大学
pp.213-218
発行日 1994年6月15日
Published Date 1994/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900197
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はじめに
ナースが,家族の健康増進維持,そして,回復のために他の家族のメンバーが重要な役割を果たすこと,そして,そのメンバーひとりひとりの健康が家族全体の健康に強くつながっているということに気づいてから,家族看護学という新しい専門分野が生まれました。この分野がユニークなのは,他のさまざまな専門分野にまたがっていることです。にもかかわらず,この理論と研究によって,生み出される家族看護学の知識ベースは,過去10年間に確実に成長していることは明らかです。これは英語圏の専門家の出版物を見ても,よくわかることです。
私は,家族看護学研究の定義と範囲,そして,interventionの研究の進展とギャップ,地域社会における,家族看護学intervention研究,について述べたいと思います。
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