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焦点 看護におけるケアリングの概念
海外文献
高齢ナーシングホーム入居者間におけるケアリング行動のタイプと意味
Types and Meanings of Caring Behaviors Among Elderly Nursing Home Residents
Cynthia Poznanski Hutchison
,
Sr. Rose Therese Bahr
1
,
鈴木 千衣
2
,
筒井 真優美
3
1Catholic University of America School of Nursing
2聖路加看護大学
3日本赤十字看護大学
pp.25-31
発行日 1993年2月15日
Published Date 1993/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900110
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このグラウンデッド・セオリー(grounded theory)研究は,高齢のナーシングホーム入居者のケアリング行動(caring behavior)のタイプと意味を探求し記述したものである。データは1つのナーシングホームの入居者を対象として3か月間の参加観察とインタビューにより収集した。2つのサブスタンティブな理論(substantive theory)のうち1つ――入居者のケアリング行動のタイプのカテゴリーモデル―について考察した。入居者にとって,ケアリング行動は,彼らの自尊心,アイデンティティ,そして人間性の存続を維持するために重要な意味があることが明らかになった。抽出されたケアリングの特性には保護(protecting),サポート(support),確認(confirm)と超越(transcending)があった。
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