特集 質的研究成果の実装と査読の役割—看護学における質的研究の現在:QUARIN-Jセミナーより
研究の背景とセミナーの趣旨
萱間 真美
1
1国立看護大学
pp.10-13
発行日 2024年2月15日
Published Date 2024/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681202166
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
セミナーのはじめに
このセミナーは,私たち研究班がこれまで進めてきた基盤研究(B)「質的研究論文の教育資源提供ネットワークQUARIN-Jの開発」註1の活動の一環として開催するものです。
前半は,木下康仁先生,西村ユミ先生,山本則子先生の3つの講演です。先生方は本研究班の分担研究者で,日本の看護学における質的研究を初期の頃から牽引してこられました。先生方には,研究班として行った取り組みを説明いただくのではなく,それぞれが取り組んでこられ,現在も発展させつづけている研究活動について紹介いただきます。最先端での活動内容は,すなわち質的研究の将来に向けてどのような活動や資源が必要かという展望となると思います。
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.