特別掲載
保健施設業務推進要領設定の趣旨とその内容
箕輪 とし子
1
1千葉県佐原市役所
pp.85-88
発行日 1969年4月10日
Published Date 1969/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204417
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
まえがき
本県の国保団体連合会(以下「国保連合会」といいます。)は,昭和41年度からの新規事業計画として,県下の保険者に勤務する国保保健婦による保健施設活動の活発な推進をはかるため,その前提条件として,保健婦の充足5カ年計画を設定することとなりました。
この保健婦充足の年次計画は,ここ数年来の充足状況を基礎として,このままの無計画な状態に放置すれば,保健婦の新規充足はもちろんできないばかりでなく,現在勤務している保健婦の老令化等によって漸減的な傾向に陥るほかにないとの見地から,国保連合会及び各保険者において,将来国保保健婦として勤務する希望者に対して,所定の公費による修学資金の貸付及び修学奨励金の交付などの措置を講じて,可及的に多数の国保保健婦を養成し,かつ,これを確保するための実施方針をとることにいたしたのであります。
Copyright © 1969, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.