特集 理論家Royと理論分析家Fawcettの対話─看護学の未来へ
[来日講演]看護教育へのコミットメントと看護科学者になる選択
Sister Callista Roy
1
1William Connell School of Nursing, Boston College, Chestnut Hill, Massachusetts ・Adjunct, Theorist, Mount St. Mary's University, Los Angeles, California, USA
pp.642-651
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201450
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このたびはお招きいただきありがとうございます。このきれいな国の,すばらしい大学で皆様にお話しできますことを,とてもうれしく思います。今日は,「看護教育へのコミットメントと看護科学者になる選択」というテーマでお話しいたします。
21世紀は,私たちの社会にさまざまな課題を突きつけています。私は,人々がこうした課題に対応する上で,看護師がリーダーとして,重要な役割を担っていると考えています。これから申し上げることは個人的な見解ではありますが,私が看護教員として人生を過ごし,看護科学者の道を選んだ人間として,なぜ私がこの重要な役割に召されることになったのかを振り返りながら,看護師が現代において,どのようにリーダーシップをとれるのかを考察したいと思います。激変を続ける世界に直面する日本の若い看護職者の方々へのメッセージになることを願っています。
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