特集 看護を変革する看護実践研究の可能性─英国のWork-based learning(WBL)/Work-based research(WBR)を含めて
【英国のWBL/WBRとは】
英国におけるWBL/WBRの視点
Tina Moore
1
,
北原 保世
2
,
黒江 ゆり子
3
Tina Moore
1
1Middlesex University, UK
2慢性看護研究会
3岐阜県立看護大学
1Middlesex University, UK
pp.540-546
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201433
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高等教育(Higher Education; HE)におけるこれまでのアプローチは,組織としての学び,および個人としての学びの意味を捉えているとはいいがたく,また,実践のために実践から導き出された知識を明らかにしているともいいがたい。WBL(Work-based learning;実践活動を基盤にした学び)訳註1は,組織・大学・学習者がともに機能しながら,実践活動の場において新たな学びの機会を創生する。
1990年初頭から,英国のMiddlesex Universityは,高等教育レベルにおけるWBLの発展を推進し,基礎的学位から専門的な博士の学位までの教育を積み重ねてきた。
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