特集 看護を語る 看護を創る
「実践を語ること」と「捉えなおされた実践を語ること」─訪問看護師の家族支援と地域包括支援センター3職種の支援の2つの取り組みから
河原 智江
1
1横浜創英大学看護学部看護学科
キーワード:
訪問看護師
,
地域包括支援センター3職種
,
実践の語り
,
捉えなおされた実践
,
研究者
Keyword:
訪問看護師
,
地域包括支援センター3職種
,
実践の語り
,
捉えなおされた実践
,
研究者
pp.604-610
発行日 2014年12月15日
Published Date 2014/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200019
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I.はじめに
「実践を語る」というとき,多くの場合,いわゆる医療現場における実践をイメージすることが多いのではないだろうか。しかしながら,看護の実践の場は,医療現場のみではなく,地域における現場もあり,筆者は,医療現場とは異なる,地域における特有の実践と実践の語りがあると考える。
本稿では,地域における現場として,訪問看護と地域包括支援センターの現場を取り上げ,それぞれにおける取り組みを紹介しながら,「実践を語ること」と「捉えなおされた実践を語ること」について検討することとした。
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