増刊号特集 2.研究者が育つ過程─海外にはばたく研究者になるために
海外特別研究員としての経験から学ぶこと―若手研究者・看護系ポスドクのこれまでの歩みとめざすもの
加藤 尚子
1,2,3
1リンショーピン大学社会福祉研究科
2日本学術振興会
3東京大学大学院医学系研究科重症心不全治療開発講座
キーワード:
研究者
,
博士研究員
,
ポスドク
,
看護
,
海外留学
Keyword:
研究者
,
博士研究員
,
ポスドク
,
看護
,
海外留学
pp.386-394
発行日 2014年7月15日
Published Date 2014/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100940
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はじめに
現在,私はスウェーデンのリンショーピン(Linköpin)大学にて,日本学術振興会の海外特別研究員としてポスドク生活を送っています。看護系のポスドクは,なかなかイメージがつきにくいものと思います。本稿では,日本学術振興会の海外特別研究員としての活動に加え,それまでの研究者としての道のり,その過程で考えてきたこと,また現在海外でポスドクとして過ごす中で感じること,海外からみた日本の看護系研究とその環境,さらに,今後海外での研究をめざす研究者に向けたメッセージを,簡単にご紹介させていただきたいと思います。
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