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はじめに
International Family Nursing Association(IFNA,イフナ)主催の12th International Family Nursing Conference(12IFNC;第12回国際家族看護学会議)は,Janet Deatrick博士(University of Pennsylvania)とKathleen Knafl博士(The University of North Carolina at Chapel Hill)が共同会長となり,「Improving Family Health Globally through Research, Education, and Practice」というテーマで,2015年8月18〜21日にデンマークのオーデンセで開催された。日本家族看護学会(Japanese Association for Research in Family Nursing;JARFN,ジャーフン)は,IFNAとの協力関係にあり,12IFNCに協賛している。IFNCは原則2年ごとに開催されており,10IFNC(第10回国際家族看護学会議)は2011年に日本で開催され,1,000名を超える国内外の参加者が京都国際会議場に集った。
今回は,31か国から458名の参加者があり,日本からの参加者は115名で圧倒的多数であった。JARFN国際交流委員会主催の参加ツアーは,39名(プラス添乗員1名)が利用した。フラッグ・セレモニーにおいても,日本人の存在がクローズアップされた。
12IFNCは,3つのKeynote address,6つのPre-conference workshop,5つのExpert lecture,3つのSpecial session,243のPodium,そして165のPoster presentationで構成された。小稿ではJARFN参加ツアーの参加者により,この12IFNCについて紹介する。
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