増刊号特集 大学院で学ぶ意味─新たな看護を創るために
〈博士修了の立場から〉
臨床での経験と研究,そして研究結果を実践で活用するための研究へ
菊地 悦子
1
,
酒井 郁子
2
1武蔵野大学看護学部
2千葉大学大学院看護学研究科
pp.314-317
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201131
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■修士論文・博士論文の概要
医学研究科での修士論文「2型糖尿病患者の糖尿病負担感に関する重要度分析」
糖尿病で通院している患者が糖尿病であるために感じる負担感因子にロジスティック回帰分析を用いて重みづけを行なった。
看護学研究科での修士報告書:「外来看護の質向上のために外来看護師が助け合う場づくり」
博士論文「高齢者長期ケア施設において日常倫理に基づくケアを確立する看護管理実践モデルの開発」
高齢者長期ケア施設で,日常のケア実践における倫理的な問題に介入し成果を出している看護管理者のインタビューデータから,日常倫理に基づくケアの確立に効果があった管理実践行動を抽出。看護管理者の日常倫理の問題発見から管理実践の評価までを,5つの要素で構成した看護管理実践モデルを作成した。
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