焦点 Crisis Theory
座談会
「危機理論」の活用
鈴木 志津枝
1
,
黒田 裕子
2
,
矢田 真美子
3
,
中村 めぐみ
3
,
小島 操子
4
1神戸大学医療技術短大部
2聖路加看護大学院博士課程
3聖路加看護大学院修士課程
4聖路加看護大学
pp.438-449
発行日 1988年10月15日
Published Date 1988/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200993
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小島 きょうは「危機理論の実践・研究への活用」ということで話し合いたいと思います。
危機理論については,アメリカで,社会的な要請とか,予防医学,特に精神衛生の発展といった観点から,1940年代中頃の研究をもとに1960年代に盛んに発表され,ちょうど私が留学していました1970年代にはさまざまな分野で実際に活用されていました。看護の領域でも,患者や家族のケアに新しい道を指し示すものということで,看護教育でその理論や危機介入が取り入れられていたわけです。
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