発行日 2003年9月20日
Published Date 2003/9/20
DOI https://doi.org/10.15106/J03022.2004047587
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これまで2回にわたり,危機理論(モデル)の背景等について,理解を深めてきた.今回は,アギュララ(Aguilera)の危機モデルの視点から,がん看護専門看護師がナースに対するコンサルテーションを行い,看護実践をサポートした事例(60歳男)を紹介し,この事例を通して,危機モデルのがん看護臨床実践における適用とその課題につい報告した.危機モデルを適用することで,ナースに対して,説明する際も,明確化しやすく,又,実践においても,患者理解やケアの統一化に有用であるが,一方では,あらためてモデルを活用する上での違和感や課題も見出すことにもなった
©Nankodo Co., Ltd., 2003