特別企画 討議
研究プロセスと指導過程をめぐって
三品 照子
1
,
夏目 悦子
2
1神奈川県立看護教育大学校
2日本医科大学丸子看護専門学校
pp.276-291
発行日 1986年4月15日
Published Date 1986/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200881
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本誌 きょうは夏目さんが神奈川県立看護教育大学校在学中にまとめられました「看護学生の共感性について」という論文(41〜51ページ参照)を素材として提供していただきまして,研究の過程で生じたさまざまな問題についてお話しいただきたいと思います。この研究は,三品先生が指導教官として指導されたわけですが,その間,20回ほどの面接を重ねながらまとめられたということで,その間にテーマの選定,計画の立案・変更,研究方法の選定,データの収集・分析など,いろいろな問題に遭遇されたことと思います。それらをどのように解決されてきたか,また,その過程でどのようなことに気づかれたかといったことについて,研究されたご本人の夏目さんと,指導された三品先生からお話を伺いたいと思います。
最初に夏目さんから,看護教育大学校で看護研究という科目の中でどういう研究をされようとされたのか,もともとの動機を含めて,その辺をご紹介いただきたいと思います。
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