焦点 事例研究と仮説
Conference・素材をめぐって
何をデータとしてどう記録するか
岩渕 庄之助
1
,
上田 礼子
2
,
飯田 澄美子
3
,
浅川 明子
4
,
前原 澄子
5
1川崎市立川崎病院
2東京大学医学部保健学科
3神奈川県立衛生短期大学
4神奈川県立看護教育大学校
5千葉大学看護学部
pp.58-68
発行日 1980年1月15日
Published Date 1980/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200605
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
前原 看護研究には,いろいろな方法やスタイルがありますが,「事例研究」あるいは「症例研究」と言っていることもありますけれども,そういう研究は大変多く,数としては一番ではないかと思われます。
しかし,いい事例研究になかなかぶつかりませんで,私どももどうしたらいい事例研究ができるかということを,話したり,考えたりするわけですけれども,これからの看護研究における事例研究を少しでも良い方向へもっていきたいということを願いまして,本日,素材として先生方に読んでいただきました「出産にまつわる看護」というレポートを中心に,事例研究のあり方,考え方をご示唆いただいて,これからの看護研究に何か役に立たせたい,このように思っております。
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.