焦点 患者の精神生活にどこまでかかわるか・5
レポート・1
将来への明るい希望をもった看護ケアを前提として—ICU,CCUの領域から
加藤 万利子
1
1神奈川県立看護教育大学校
pp.406-408
発行日 1977年10月15日
Published Date 1977/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200531
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特殊な分野を除いて,"患者の死"に直面することは,少なくとも,臨床の中で,一度や二度は経験しているだろう。そこには,患者のもつ背景や状態によって,それぞれに異なった感慨をもつものと思われる。
癌などの悪性疾患患者の終末期,いたいけな子供の死,交通事故死,手術中あるいは術後患者の死,CCUなどで扱う心筋硬塞患者の死,一家の大黒柱である患者,等々。
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