Japanese
English
焦点 体温と看護に関する研究
<海外論文・2>
未熟児の体温値
Temperature Readings of Premature Infants
Jane T. Torrance
1
,
石川 操
2
1Case Western Reserve University
2東海大学医療技術短期大学
pp.175-184
発行日 1976年7月15日
Published Date 1976/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200459
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体温に影響する諸変数があるという仮定に基づいて,患者の体温を評価管理する看護業務はすすめられている。これらの変数とは,体温判定(腋窩,口腔,直腸),時刻,体温計を入れている時間の長さ,個人の身体的状態,室温,湿度である。この研究は,腋窩法,直腸法によって未熟児の体温判定をし,比較したものである。
Silverman,Babson,Bensonによると,満足できる体温測定値が,未熟児の場合,腋窩法では1分30秒で得られるという(1,2)。しかし,この仮定の科学的論拠はわかっていない。ここに報告する研究から,体温判定の最頻値を選択する科学的論拠の必要性を認識するに至った。この研究目的は次のように決定された。
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