Dr. Jeanne Quint Benoliel講演—看護研究方法論 臨床研究の問題点

　去る3月20日から24日まで，東京・原宿の看護研修学校において，研修学校卒業生による看護研究セミナーが開かれ，50名近くの参加者を得て，連日熱心な討論が展開された。このセミナーは，本誌がVol. 4，No. 4，およびVol. 5，No. 1において特集した"第1回看護研究セミナー"の形にならい，アメリカからDr. Jeanne Quint Benoliel女史を招いて，女史の講演および参加者のdiscussionが行なわれた。

　本誌では，かつて研究の方法等について問題提起をしてきたが，改めてこれらのことを確認する必要もあろうかと，Benoliel女史の講演を収録し，読者の皆様にお届けする次第である。