研究者とともに
「看護とその方法のための一つの試み—慢性腎炎患者を通して—」をめぐる検討
伊佐 マル
1
,
川島 みどり
2
,
佐藤 智
3
,
伊豫 朝子
4
,
佐保 アヤ子
4
,
小林 富美栄
5
1国立王子病院
2日赤中央病院・耳鼻科
3東京白十字病院
4京都市立病院・内科
5東京女子医大看護短大
pp.18-36
発行日 1971年1月15日
Published Date 1971/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200220
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今号の"研究者とともに"は本誌創刊以来3年,12号を出したところで,はじめて本欄を名指しで投稿してきた素材をもとに行なわれたという記念すべきdiscussionであった。このことは,創刊から"研究者とともに"の欄を継続して設けてきた編集部の意図が,ある面で報われたことを意味し,喜ばしい。
研究の初心者にとって,自分の行なった研究の成果が先達たちによっていかなる評価を受けるか,という不安な気持ちを抱くことは止むをえまい。学会発表の前夜,高ぶった気持ちを押え切れずになかなか寝つかれない,といった経験はだれしも持っているだろう。
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