連載 Words, words, words.─学際的なダイアローグをめざして・words 7
研究と言語─質的研究のために Language in Research : For Qualitative Researchers
江藤 裕之
1
1東北大学大学院国際文化研究科
pp.104-109
発行日 2013年2月15日
Published Date 2013/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100750
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研究や学問,そして思索について,鍵となることばを枕にしながら日頃考えていることをつれづれなるままに書いてみようというこの連載も2年目を迎える。今年も,本誌読者の皆さんに面白く,そして,特に院生や若手の研究者の皆さんにとってためになるお話ができるよう頑張りたい。
昨年の最終号でお知らせしたように,今年は「研究と言語」を大きなテーマにして稿を進めてゆきたいと考えている。ここで言う「言語」とは,思考,そして理解や解釈といった,言語による,言語を介した知的な活動全般も含んでいる。ことばの問題は,さまざまな専門分野を超えて,多くの読者の皆さんが関心をもち,また議論に参加していただけるテーマだと思う。いろいろなご意見やご質問を期待している。
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