特別記事
Margaret Newmanによるニューマン・プラクシス方法論―実践的研究例:がん体験者と家族による「生活習慣立て直し対話の会」支援モデル開発
遠藤 惠美子
1
,
髙木 真理
1
1武蔵野大学看護学部
キーワード:
Margaret Newman
,
プラクシス
,
パートナーシップ
,
がん看護
,
生活習慣
Keyword:
Margaret Newman
,
プラクシス
,
パートナーシップ
,
がん看護
,
生活習慣
pp.168-186
発行日 2012年4月15日
Published Date 2012/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100636
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はじめに
Margaret Newmanによる「ニューマン・プラクシス」(Newman praxis)は,Newman(1986 ; 1994/手島訳,1995)の「拡張する意識としての健康」(health as expanding consciousness)の理論に導かれる看護プラクシスである。プラクシス(praxis)の解説は,すでに,本誌44巻4号(2011)「看護における質的研究の現在─進化の観点を踏まえて:Margaret Newmanの『ニューマン・プラクシス』を中心に」にて述べた(pp.407─417)。本稿ではそれに続くものとしてニューマン・プラクシスの方法論をまずは概略として述べ,その上で,地域住民グループと行なった実践的研究例を紹介したい。
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