焦点 国際的に活躍できる研究者をどう育てるか―「看護学国際人育成教育プログラム」から考える
国際交流が看護系大学院にもたらす意義
山本 則子
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1東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科高齢者看護・ケアシステム開発学分野
キーワード:
看護研究者
,
看護実践
,
海外留学
,
教育
,
看護管理者
Keyword:
看護研究者
,
看護実践
,
海外留学
,
教育
,
看護管理者
pp.19-23
発行日 2010年2月15日
Published Date 2010/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100410
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はじめに
本学の「看護学国際人育成教育プログラム」により,多くの海外の先生方を本学にお招きし,多くの学生が世界各地でさまざまな経験を積んでいる。このことは,今後の日本の看護学にとって計り知れない意義がある。明治の時代ですら,数多くの人々が世界のさまざまな国々で学び,国際交流によって近代日本の基盤づくりに貢献した。現代でも,国際交流の意義が減じているとは思えない。交通機関の発達・進歩で地球がこれほど「小さく」なったいまこそ,ますます盛んになるべきである。
国際交流のメリットは複数が考えられる。本稿では,それについて述べてみたい。
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