焦点 translational researchとしての小児の疼痛緩和方法の開発
小児の痛み緩和ケアツール導入過程におけるCNSの技術と役割の明確化
濱田 米紀
1,2
,
有田 直子
3
,
笹木 忍
4
,
田村 恵美
5
,
西原 佳奈美
6
,
松岡 真里
7,8
,
内 正子
9,10
,
三宅 玉恵
11,12
,
三宅 一代
13
,
片田 範子
13
1兵庫県立こども病院看護部
2兵庫県立大学大学院看護学研究科博士後期課程
3神奈川県立こども医療センター看護局
4広島大学病院看護部
5筑波大学附属病院看護部臨床看護教育センター
6前日本赤十字社和歌山医療センター
7名古屋大学大学院医学系研究科博士課程後期
8前千葉県こども病院看護部
9兵庫県立大学大学院看護学研究科博士後期課程
10神戸市看護大学
11兵庫県立大学大学院看護学研究科博士後期課程
12埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
13兵庫県立大学看護学部
pp.445-457
発行日 2009年10月15日
Published Date 2009/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100395
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はじめに
本研究の大きな特徴の1つに,専門看護師(以下,CNS)をトランスレーターかつファシリテーターとして,研究成果を臨床に根付かせることがある。CNSは共同研究者であると同時に研究協力者であり,ケアツールの臨床への導入によるケアの効果や病棟看護師の変化を評価するとともに,CNS自身が提供した技術や役割を評価し明確にすることも担っている。ケアツール導入に伴うCNSの技術や役割を明確にしていくことでCNSの活動のプロセスやアウトカムを可視化し,評価を明確に示すことができると考える。
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