特別記事
経験記述資料分析の実際―現象学的心理学の『理論と実践』
Amedeo P. Giorgi
1
,
吉田 章宏
2,3
Amedeo P. Giorgi
1
,
Akihiro Yoshida
2,3
1Saybrook Graduate School and Research Center
2淑徳大学社会学部心理学科
3淑徳大学社会学部社会学研究科
pp.607-619
発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100116
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以下は,本誌『看護研究』37巻第5号(通巻184号)の焦点「看護研究と現象学的アプローチの動向」に掲載した「看護研究への現象学的方法の適用可能性」(421-429頁)に続くものです。内容的には,2004年5月24日,愛知医科大学看護学科の教室で50名ほどの看護学研究者と大学院生を集めて行なわれたワークショップの後半部分の記録です。上記の前半部分の記録とあわせて今回のこの記録が,ジオルジ教授が長年にわたって一貫して追究し,世界的に普及に努めてこられた「現象学的心理学」研究の基本的な考え方と,その具体的な研究方法,その研究の実際の一端に,日本の看護学研究者の多くの方々が親しんでいただく端緒ともなれば,私としては喜ばしい限りです。
録音は雑音が入り音質が悪く,繰り返し聴いても,記録の作成が困難でした。正確さに問題のあるいくつかの個所が,どうしても残りました。お許しいただきたいと思います。
淑徳大学心理学科教授 吉田章宏
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