特集 データでみる「助産所のお産」 嘱託医療機関との連携で実現する安全性と継続性
5.リスクの分類とラベリング,リスクの構造分析
土屋 清志
1
1医療法人社団均禮会 府中の森 土屋産婦人科
pp.20-23
発行日 2024年2月25日
Published Date 2024/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665202240
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リスク管理の共有
助産所との協働管理にはリスク管理を共有することが必要です。何がリスクかを認識し,分かりやすく分類し,適切にラベリングして行動することが求められます。助産師,嘱託医師(以下,嘱託医),そして妊産婦の三者が共有できる客観的なリスク評価が必要です。
リスクは分かりやすく説明し,三者が共通に認識できるようにします。リスクを考慮しながら,多様な選択肢の中から,多様な価値観で選べるようにする。そして,診療情報として正しく伝達できるようにします。
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