レポート
腟鏡診と子宮頸がん検査のための助産師用研修プログラムの実際
大石 時子
1
,
宮内 彰人
2
,
山田 学
2
,
中根 直子
2
,
馬目 裕子
2
,
梶原 祥子
3
,
ハンリー・シャロン
4
,
西岡 笑子
5
,
三上 由美子
6
1高崎健康福祉大学大学院保健医療学研究科
2日本赤十字社医療センター周産母子・小児センター
3帝京大学医療技術学部
4北海道大学医学研究院
5順天堂大学保健看護学部
6防衛医科大学校医学教育部
pp.172-175
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665202133
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研究を重ねた新たな研修プログラム
2016年4月,日本で初めて,「子宮頸がん検査の細胞採取は看護師の診療補助行為として可能」との法解釈が閣議決定された。これを受け,2018年当時の全国助産師教育協議会でも基礎教育の内容を検討し,全国的に教員向け研修等を行ってきた。
著者らは,さらに臨床の助産師が検査者として適切な細胞検体を採取できるためには,どのような研修,特に実習を受ければよいのかを明らかにするため,研究を重ね1,2),本誌にも発表してきた3)。今回,完成した研修プログラムを紹介するので,助産師の皆様に実際に役立てていただけたらと思う[表1-4][図]。
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