特集 オンラインクラス・オンライン相談
扉
pp.233
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665202006
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感染症予防のために急速に広がったオンラインツールの活用。特に,動画配信やオンライン会議システムを用いた教室開催や相談対応は,多くの施設や自治体で実施されるようになりました。対面と比べて時間や場所の制約が少なく利便性が高い一方で,やりとりできる情報が限られることや,参加者同士のつながりがつくりにくいことなど,課題も指摘されています。技術的な困難さがあったり,業務やコストの増加を感じたりする場合もあるようです。しかし,そのような課題を乗り越えるために現場ではさまざまな工夫が行われ,現代の女性や家族のニーズに合った助産ケアの1つとして展開されています。
本特集では,オンラインで教室や相談対応を効果的に実施するために,基本的なノウハウと押さえておきたいポイントを専門家からご解説いただきます。そして,実際の運用を考えるための参考として,オンラインツールを用いた助産活動のさまざまな実践をご報告いただきます。
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