連載 りれー随筆・405
改めて学んだ「生活習慣」「栄養」の大切さ
上島 久美子
pp.818-819
発行日 2018年10月25日
Published Date 2018/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201115
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拭えないモヤモヤ
病院の中で助産師外来を行なっていた頃,拭えずにいたモヤモヤ感があった。「いつも似たような食事や生活のアドバイスでいいのか」「もっと個人の身体に合わせたアドバイスができないのか」「どのくらい身体の状況を自分は把握できているのだろう」「もっと全身を診られるようになりたい」,そんな思いがぐるぐると大きくなって,飛び込んだのが都内の統合医療のクリニックだった。
そこでは,“自然治癒力を最大限に高める”を目標に脊椎調整や東洋医学・メンタルケア・分子整合栄養医学を組み合わせた新しい治療を行なっていた。脊椎のゆがみが精神や胃腸の不調に影響していたり,腸内環境がアレルギーの原因になっていたりと改めて身体の仕組みの奥深さに驚くことばかりだった。
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