連載 私たちの仕事場・26
埼玉医科大学総合医療センター 総合周産期母子医療センター
pp.397-400
発行日 2018年6月25日
Published Date 2018/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201015
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多様化する周産期医療に対応できる病院を目指して
埼玉医科大学総合医療センターは,「Your Happiness Is Our Happiness」を基本理念に掲げ,病床数1053床,36診療科,高度救命救急センターを有する急性期病院です。埼玉医科大学総合医療センター総合周産期母子医療センター(以下,当センター)は2000年に開設し,現在はMFICU30床,NICU51床(今後60床になる予定)の病床数を有し,全国一MFICUの病床数が多い総合周産期母子医療センターとして,ハイリスク妊産褥婦や新生児の搬送を受け入れています。
2017年は,分娩件数928件のうち帝王切開術が511件(55.1%)でした。また,母体搬送は196件(21.1%),産褥搬送44件(4.7%)と,ハイリスク妊産褥婦の入院がとても多くあります。このようなハイリスク妊産褥婦と接する機会の多い当センターの助産師は,「異常の中から正常を探す」ということを日々行なっています。また,質の高い助産ケアを提供できるように自己研鑽にも励んでいます。
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