グラフ
総合周産期母子医療センターとして機能を強化—総合母子保健センター愛育病院
pp.809-814
発行日 1999年9月1日
Published Date 1999/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902789
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■周産期医療の整備に向けて
愛育病院は,平成ll年4月,東京都から「総合周産期母子医療センター」に指定された.「総合周産期母子医療センター」は,原則として3次医療圏に1か所整備するとされ,周産期医療での中核的機能が期待されているもの.本年6月1日時点で,全国で17か所,指定を受けている.
東京都では,周産期医療の拡充,強化を図るために,平成8年の厚生省から示された「周産期医療対策事業実施要綱」に沿い,昭和53年10月から実施してきた「新生児・未熟児特殊救急医療事業」を発展させ,平成9年10月から「東京都周産期医療対策事業」を開始した.現在も,周産期医療の整備を展開しており,本年4月に愛育病院,6月に東京都立墨東病院を総合周産期母子医療センターに指定している.本年6月現在は,地域周産期母子医療センターを含め19施設,NICU病床数は162床になっている.
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