連載 臨床から発信!看護研究ことはじめ・4
研究に適した方法の選択―どんな研究方法があるのか?
中川 有加
1
1大阪赤十字病院産科病棟
pp.640-645
発行日 2011年7月25日
Published Date 2011/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101947
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皆さん,こんにちは。臨床では新人さんも入られて少しは慣れたものの,教える側も教えられる側も大変な毎日だと思います。少し落ち着いてきたら,日々の悩みや疑問を具体化できるように言葉や文章に表していく習慣をつけていくことが大切だと思います。「まっいいか……」で流されてしまい惰性でケアを行なってしまうと,いざ看護研究! となったときに何が疑問かわからなくなります。そんな経験を持つ筆者が,この連載を始めたわけです。「無理せずできることからコツコツと」を目標に進めていきたいと考えていますので,これからもお付き合いください。
さて,看護研究を始めた助産師2年目の桜さんは,「切迫早産で入院中の妊婦さんのケアニーズ」について研究してみようと考え,文献検索に挑戦しました。どのような文献が得られたのでしょうか? そして,そこから研究に適した方法が選択できたのでしょうか?
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